中国茶の安全性について

「美味しい中国茶を笑顔で安心して飲んでいただきたい!」 そんな思いから、清香花楼では、開店当初より、安全性への取り組みに積極的に取り組んでいます。その一部をご紹介させていただきます。

中国茶の安全性、品質の問題に関しては、先ず、信頼のできる仕入れ元、製茶工場との取引だけに限定し、安心のできる良質な茶葉のみを輸入しています。また、現地での定期検査のほかに、輸入通関時の監視員による官能検査、条令による命令検査、さらに専門機関での自主検査、というふうに、国内での検査を重要視しています。
中国茶ジャスミン茶もお茶は農作物なので、安全性に関して一番重要なのは、残留農薬の管理になります。日本での販売にあたっては、一般に「食品衛生法」が法的な基準になりますが、残留農薬については、そのなかのポジティブリスト制度において、それぞれの基準値が設定されています。ですので、ポジティブリスト制度に基づいた検査を実施することが日本国内での販売には一番大切になります。

「ポジティブリスト」に対応した高精度の自主検査実施

ポジティブリスト制度は、2006年春に施行され、国産、輸入品を問わず、日本国内で販売するすべての食品について残留農薬等の種類や基準が細かく設定されました。リスト上の農薬は、作物の分類ごとに基準値が定められ、それ以外の農薬に関しては、一律0.01ppmの暫定基準値が設けられました。この0.01ppmという分量は、25mプールに数滴の農薬が含まれている程度の濃度になります。ですので、ポジティブリストに対応した数値を精査するには、ガスクロマトグラフ質量分析法あるいは液体クロマトグラフ質量分析法という、非常に分析精度の高い装置を利用し、同時に、経験豊富な専門員による技術レベルの高い検査を行うことが求められています。
また、工芸茶は、茶葉のほかに花も使用しています。八宝茶は、お茶として飲用しますが、実際には野菜や果実等に分類される素材を多く使用しています。ポジティブリストでは、茶葉(不発酵茶/発酵茶)の基準と、花や果実、野菜の基準は別に設定されているので、それぞれ分類ごとに適合性を確認する必要があります。
清香花楼チンシャンファーロウでは、分析技術に優れた専門機関に自主検査を依頼し、専門員の指導を受けながら、安全性の確認に継続的に努めています。

2013-2014年度 工芸茶一斉分析

工芸茶検査2013年

2013年晩夏生産の工芸茶を日本の検査機関で一斉分析検査し、安全性の確認をいたしました。2014年度にEtsyサイトにて販売していた工芸茶ロットです。Etsyご注文は中国からの発送でしたが、同一生産ロットのサンプリングを日本へ送り自主検査をいたしました。

2012年度 工芸茶原材料一斉分析

工芸茶検査2012年

2012年度生産の工芸茶原材料(茶葉・花各種)を一斉分析検査し、ポジティブリスト対応168項目において、国内の基準に適合していることを確認いたしました。

2011年度 八宝茶素材・花茶一斉分析検査

八宝茶検査2011年

八宝茶・花茶各種素材の一斉分析検査、また分類ごとの分析検査にて、ポジティブリスト対応150項目で、国内の基準に適合していることを確認いたしました。

2010年度 工芸茶原材料一斉分析検査

工芸茶の安全検査2010年

2010年度生産の工芸茶原材料を一斉分析検査し、ポジティブリスト対応366項目において、国内の基準に適合していることを確認いたしました。

2009年度 工芸茶原材料一斉分析検査

工芸茶検査2009年

2009年度生産の工芸茶原材料を一斉分析検査し、ポジティブリスト対応167項目において、国内の基準に適合していることを確認いたしました。

2009年度 八宝茶素材分析検査

八宝茶検査2009年

八宝茶各種素材の一斉分析検査、また原材料分類ごとの分析検査にて、ポジティブリスト対応362項目で、国内の基準に適合していることを確認いたしました。

2008年度 工芸茶各種原材料分析検査

工芸茶の茶葉と花各種検査2008年

2008年後生産の工芸茶原材料、各種花を分類ごとに分析検査し、ポジティブリスト対応167項目において、国内の基準に適合していることを確認いたしました。

2007年度 工芸茶原材料一斉分析検査

工芸茶検査2007年

2007年度生産の工芸茶原材料を一斉分析検査し、ポジティブリスト対応200項目において、国内の基準に適合していることを確認いたしました。

正規輸入手続「食品等輸入手続書」提出/検疫所での衛生検査合格

中国茶 食品等輸入届出書

「食品等輸入届出書」表紙と受領印

清香花楼チンシャンファーロウでは、中国茶の輸入にあたり、「食品衛生法」に基づいて、管轄検疫所の衛生食品監視課へ「食品等輸入届出書」を提出し、日本の厚生労働省から、業務用販売品として正式に輸入の許可を得た中国茶を販売しています。
手続き時には、検疫所の監視官により、中国の輸出元会社、製造工場元、輸出入の履歴、茶葉の製造工程など、厳重なチェックを受けています。

工芸茶の官能検査

また、輸入届出時に、当店の茶葉が一定量のランダムサンプリング調査の対象になった場合にも、検疫所の監視員による衛生検査(官能検査など)を受け、全量を合格しています。

条例による残留農薬の命令検査を実施

中国産ウーロン茶 命令検査

検査命令とは、通関時のモニタリング検査の実績により該当輸入品で重点的に検査すべき項目を厚労省が定める条例です。中国茶のなかの「烏龍茶(ウーロン茶・半発酵茶)」の輸入に際しては、トリアゾホスという農薬の残留値の検査命令がでています。この検査命令も実施し、基準値に合格、パスしたものを販売しています。
(中国産ウーロン茶に対するトリアゾホスの検査命令は2012年6月21日に解除されましたが、2013年2月にフィプロニル、同9月にインドキサカルプが検査命令の対象になりました。その後、2015年7月24日にインドキサカルプの検査命令は解除されています。)