安渓鉄観音について
鉄観音は、福建省泉州市の安渓地方で生産される烏龍茶です。現地では、鉄観音(tieguanyin)や安渓鉄観音(anxi tieguanyin)と呼ばれています。
近年、焙煎の軽い清香タイプの鉄観音が中国全土で人気となり、福建省以外の土地でも幅広く愛飲されています。
製法は時代とともに変化、進化しつつあり、現在では「清香」の中でも、正味、消青、拖酸と、大きく三つの種類の清香鉄観音があります。それぞれ味や香りに特徴がありますが、正味と消青の人気が高く、正味は濃厚な甘い味、消青は爽やかな香り高さに定評があります。個人的には、正味のほうが日本人好みの味で、消青は、現地の茶人の好む、少し生々しいダイナミックな味わいという印象です。
安渓でも、祥華や感徳などの内陸の山地を「内安渓」と呼び、良質な鉄観音の産地として知られています。今季は、その感徳の中でも格別に美味しいと有名な槐植村の、正味と言われる伝統的な製法の清香鉄観音を仕入れています。
口に含むと、花のような香りと甘い味わいが口の中に何度も回帰します。くるりと丸まった茶葉に、自然の荒さと奥深さ、そして、安渓の茶師の優れた製法の味わいが絶妙なバランスで詰まっています。
現地でも特級クラスの本場の美味しい鉄観音をリーズナブルにお楽しみいただけます。
カテゴリ:鉄観音
鉄観音の美味しい入れ方
茶器(小さめの200ccくらいのポット、紫砂壺、又は蓋碗)と鉄観音を用意します。
茶器に沸騰したお湯を入れ、茶器を温めます。茶器を温めますと茶葉が開きやすくなります。
茶器が温まったらお湯を捨てます。
温まった茶器の中に鉄観音を3g程度入れます。
温まった茶器で鉄観音の香りが出ますので、まず香りを確かめます。
沸騰した熱湯を注ぎます。(*必ず沸騰させたお湯をご使用ください)(洗茶をしていただいても構いません)
お湯を注いでから1分程度待ってから、お召しあがりください。
聞香杯を使用して香りを楽しんでいただくこともできます。
2煎目以降は、茶葉が既に開いておりますので 温度の低めのお湯(90-95℃くらい)で淹れても美味しくいただけます 5-6煎お楽しみいただけます。
- お湯の温度:1煎目は100℃の熱湯で、2煎目以降は90-95℃。
- 茶葉の量:150-200ccの茶器で3g、500ccの茶器で5g、700cc以上の茶器で7g ほどです。
- 浸出時間:1煎目は1分ほど、2煎以降は30秒〜2分。お好みで調整してください。
- 煎数:5煎〜6煎ほど。
原料産地 | 鉄観音清香正味(福建省泉州市安渓県感徳鎮槐植村) |
生産時期 | 2021年10月 |
パッケージ | チャックつきアルミ袋 |
保存方法 | 冷暗所にてよく密閉し保存してください。冷蔵保存した場合は、常温に戻してから開封してください。 |
賞味期限 | 2023年10月 |
毎日飲んでもぜったい飽きない! 黄金色の、魔法の香りの鉄観音です! 鼻からすっーと抜けるような清らかな香りで、お茶を飲むと、口のなかに、ふわあと甘い香りが広がります。この甘さを「回甘」といいます。
ほんとうに、ほんとうに、おいしいです♪( ´▽`)