説明
参賽安渓鉄観音について
参賽安渓鉄観音は、安渓鉄観音(anxi tieguanyin)の特級・極品クラスのロットにつけられる慣習的な名称です。お茶の種類、品種としては鉄観音になります。
安渓各地のコンテスト(茶王賽)で受賞したロットに「茶王」の名を冠することが多く、その流れで、日本ではよく「観音王」という商品名が使われるようになりました。また、中国では、コンテストに参加した茶葉や参加できるほど良い茶葉には「参賽cansai/ツァンサイ」という冠言葉をつける慣習があります。
ただ、工場や店舗により「茶王」「参賽」の傾向はまちまちで、統一的な基準はありません。当店では、入手した安渓鉄観音清香の中で、そのシーズンで一番美味しいと感じたロットを「観音王」もしくは「参賽」の名前で販売しています。
清香鉄観音の中でも、特に香り高く、花の香り(蘭花香)がうっすらと感じられ、一口含むだけで鼻から口へと回甘が広がり、煎数を重ねても馥郁さが持続します。
安渓でも、祥華や感徳などの内陸の山地を「内安渓」と呼び、良質な鉄観音の産地として知られています。今季は、祥華郷祥地村の正味と言われる伝統的な製法の清香鉄観音を仕入れています。
口に含むと、花のような香りと甘い味わいが口の中に何度も回帰します。くるりと丸まった茶葉に、自然の荒さと奥深さ、そして、安渓の茶師の優れた製法の味わいが絶妙なバランスで詰まっています。
現地でも贈答品クラスの本場の美味しい鉄観音をリーズナブルにお楽しみいただけます。
参賽鉄観音・観音王の美味しい入れ方
茶器(小さめの200ccくらいのポット、紫砂壺、又は蓋碗)と鉄観音を用意します。
茶器に沸騰したお湯を入れ、茶器を温めます。茶器を温めますと茶葉が開きやすくなります。
茶器が温まったらお湯を捨てます。
温まった茶器の中に鉄観音を3g程度入れます。
温まった茶器で鉄観音の香りが出ますので、まず香りを確かめます。
沸騰した熱湯を注ぎます。(*必ず沸騰させたお湯をご使用ください)(洗茶をしていただいても構いません)
お湯を注いでから1分程度待ってから、お召しあがりください。
聞香杯を使用して香りを楽しんでいただくこともできます。
2煎目以降は、茶葉が既に開いておりますので 温度の低めのお湯(90-95℃くらい)で淹れても美味しくいただけます 5-6煎お楽しみいただけます。
- お湯の温度:1煎目は100℃の熱湯で、2煎目以降は90-95℃。
- 茶葉の量:150-200ccの茶器で3g、500ccの茶器で5g、700cc以上の茶器で7g ほどです。茶葉が多いと渋めになりますのでご注意ください。
- 浸出時間:1煎目は1分ほど、2煎以降は30秒〜2分。お好みで調整してください。
- 煎数:5煎〜6煎ほど。
安渓鉄観音の名産地、内安渓の祥華郷祥地村から、とても美味しい参賽鉄観音を仕入れました。お茶好きのかた、ぜったい飲んでみてくださいね! 蘭のお花のような香りで、甘くて、一口飲むと、心もとても清らかになります♪ なん煎も入れられますので、本当に一日中飲んでいられます。
追加情報
原料産地 | 鉄観音蘭花香(福建省泉州市安渓県祥華郷祥地村) |
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生産時期 | 2023年5月 |
パッケージ | チャックつきアルミ袋 |
保存方法 | 冷暗所にてよく密閉し保存してください。冷蔵保存した場合は、常温に戻してから開封してください。 |
賞味期限 | 2025年5月 |
参賽安渓鉄観音/アンシーティエクワァンイン蘭花香 25g に対するレビュー3件
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花茶美人 –
こんにちは。今、鉄観音祥華を飲みながら書いています。本当に良い香りでリラックスできますね。それに後味が甘いです。中国茶がこんなに癒される香りだなんてこの歳まで知りませんでしたよ。ところでひとつお聞きしたいのですが、以前杭州の茶葉博物館に行った時に山甘露と烏龍茶のブレンド茶を買いました。甘くて美味しいのですが日本では手に入らないのですか?(濱本さま)
花茶美人 –
先日いただいた観音王がとっても美味しくて、是非ともお礼を伝えたく思ったのです。母も父も(二人とも結構お茶にはうるさい方なのです)大絶賛で、香りも良いけど、味がすごく美味しい!!と言っていました。我が家にはいちおう中国茶器があるのです。急須、茶杯、聞香杯、茶船のセットなのです。使用する機会が少なくてかわいそうだったのですが、今回それをちょっと使用してみました。これからもおすすめのお茶や美味しい中国茶を教えてくださいね。(大阪府・mi-na さま)
花茶美人 –
観音王ですが、美味しくて、味と価格のバランスは適正だと思います。中国茶をこれから始めたいという方には、入門店として良いと思います。ここ10年来、中国茶を飲んでいます。清香系の鉄観音で中国茶の世界に目覚め、良い茶葉を求めている方は大勢いるので、アプローチ次第かな…。などと思いつつHPを拝見させて頂いております。お茶の販売とは、なかなか地道な商売のようですが、頑張ってください。祝貴店的一切順利!万事如意!!(東京都・SHISHANさま)