熱いお茶を飲んで汗をかくと体は涼しくなります

熱いお茶を飲んで汗をかくと体は涼しくなります

苦丁茶
2010年7月24日タグ: , , ,

関東も梅雨明け後、連日熱い日々が続いております。

夏の冷え対策ということで、夏場でも長時間のクーラーなどで冷えに悩む方向けに、おすすめの中国茶をリストアップしてご紹介しているのですが、「わたしは特別に冷え性でないし、やっぱり夏は熱いです・・」というお声をいただきました。

すいません。確かに、しびれるくらいの猛暑ですね、、

そこで、今回の記事では、冷え対策とは反対に、体を涼しくする中国茶をご紹介いたします。

体を涼しくするお茶というと、アイスティーをすぐに思い浮かべてしまうのですが、冷たい物の飲みすぎは、あまり胃腸に良くありません。

冷茶は、口あたりがよく、水分補給としては優れているのですが、実際に体温を下げる効果は限定的で、逆に、のどの渇きを促進してしまう傾向もあります。

意外なのですが、夏は冷たいお茶よりも、やや熱いくらいの温度のお茶(80度くらい)を飲んだほうが、体温が下がるとも言われています。

熱いお茶を飲むと、汗が出ます。

汗が出る、ということは、それだけ体内の熱が外に放熱しているということです。

なので、汗が出たあとには、体温(皮膚表面温度)が下がり、涼しく感じられます。

とはいえ、どんなお茶でもよいかというと、そうではありません。

茶葉にも「温性」と「涼性」のものがあるので、夏は「涼性」のお茶を飲むのがいいでしょう。

「涼性」は漢方的な区分で、体を中から涼しくする効果のある食材(生薬)のことです。

お茶では発酵度の低い分類にあたり、具体的は、緑茶白茶になります。

緑茶: 明前西湖龍井 太平猴魁 安吉白茶

白茶: 白毫銀針 白牡丹 甘露白茶

緑茶や白茶の他にも、分類上は茶外茶ですが、

苦丁茶(一葉茶)にも解熱の効果がありますので、夏場におすすめの中国茶です。

逆に言うと、冷え性の方は、上に挙げた茶葉は夏場でもたくさん飲むのは避けたほうがいいということになります。

自分の体質や好みにあったお茶を選んで、この夏も乗り切ってください。

小林

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